帰国を前に、予定通りマカオに行きます。まず、マカオ行きフェリーターミナルのある上環迄、トラム（2階建て）に乗ってみます。上環はトラムの終点です。火曜日の朝、それほど早くはないのですが、道は空いています。トラムの利用方法はいたって簡単。後ろから乗って、降りる時、ＨＫ＄２（ｵｸﾄﾊﾟｽ・ｶｰﾄﾞも使用可）払って前から降ります。どこで降りても料金は変わりません。アナウンスはなく、どの停留所でも止まりますから、降りる場所だけ、しっかり見つけましょう。私は、地下鉄ＭＲＴの駅を目印にしていました。朝だからスイスイ行きますが、昼間は渋滞で、移動距離が長ければ、あまり利用価値はありません。
フェリーターミナルから、ターボジェットに乗って、いざ出発！エコノミーで全席指定、片道ＨＫ＄141（帰りは１７６パカタ：出国税込み）です。フェリーは１５分おきに沢山出ています。そして２４時間営業。勿論、別の国ですから、出入ｶｰﾄﾞも乗船中に書きますし、パスポートも忘れては入れません。
１時間でマカオに着きます。香港との距離は３５Ｋｍ。マカオの入国審査は、混雑してました。まぁ、１５分おきにどんどん来るんだから、しょうがないか・・・。
フェリーターミナルを出て本の地図を見てたら、地元のペディキャブという人力三輪車の人に声を掛けられるとほぼ同時に、中国人の方に「どこ行くの？」と日本語で声を掛けられました。ホテル・リスボアと答えると、「じゃあ、あっちに行くとバスが出てるよ」と教えてくれました。お礼を言って別れましたが、後でまたお会いすることに・・・。フェリーを出て左に行くと主要ホテル専用の送迎バスが待機していました。私はリスボアに予約はしていませんが、中にあるショップに行きたかったので、葡京酒店（リスボアの中国名）の文字のあるバスの運転手に確認して飛び乗りました。おかげで、ただで２Ｋｍ程ショート・カット出来ました。ペディキャブだと、１時間１５０パカタ（約1950円）が相場だとか・・・
ホテル・リスボアはマカオの有名なホテルでカジノも最大の集客だとか・・・ちなみに私は賭け事は一切やりません。目当てのショップはどうやら改装中でありませんでしたが、カジノ入り口近辺のアーケードショップ前で、又、声を掛けられました。よく声をかけられる国だなぁ・・・と思ったら、胸を大きく開けたドレスを着た女性。しかも可愛い、若い、大きい！なんのこっちゃ。英語でどうやら、ホテルの客と勘違いされ、部屋で○×＃※・・・ＯＫ？誘われています。よく見ると、それらしき女性がいっぱい歩いているのです！場所がカジノだけにあちこち警備の方は立っているのだけど・・・。これって、もしかしてホテル公認？！そういえば、上環のターミナル内では、ホテル予約の旅行社の隣に、マッサージ付きホテルとか何とか、水着女性の怪しげな広告の会社が連ねていたし、ひょっとしてマカオって、国を挙げて男性天国！？
気分を変えて、ホテルから少し歩くとセナド広場。噴水を囲むコロニアル風の建物、ガラっと雰囲気は変わります。綺麗です。
中を進むと左手、黄枝記という老舗麺屋で、牛バラ麺16.5パカタ（約215円）。器は小さい。スープはとても美味い。麺は米粉で細く腰があります。お肉は、トロトロ・・・ではなかった。
先へ進もう！これは聖ドミンゴ教会。中は、静かです。教会前を行くと、ハーゲンダッツを左へ。
直ぐ左手に、台北 小泉居というスタンド式の軽食＆飲み物屋さんがあります。暑かったので、フローズン・ピーチ６パカタ（７８円）を頼みました。ここは、値段も安いし、他にﾐﾙｸﾃｨｰ、ﾖｰｸﾞﾙﾄ、ﾐﾙｸｼｪｰｷに各種ﾌﾚｯｼｭｼﾞｭｰｽ、ﾌﾗｲﾄﾞﾁｷﾝ、ｻﾝﾄﾞｲｯﾁと揃っています。５００ｃｃ／３６０ｃｃの大小で選べるし、お薦めです。
少し先に、ちょうどよく木陰のベンチがあり、そこでいただきながら、暫し休憩。
更に、歩を進める。お肉のお店では、鋏で少し切って試食させています。とても甘い。軽い坂道を上がっていくと、見えてきました。マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡。１７世紀の建造では、イエズス会に長崎を追われた日本人キリシタンも加わっています。
右手奥には、マカオ博物館、モンテの砦があります。博物館を出て、Ａｔｒｉｕｍという掲示板を見ながら歩いていると、ターミナルの親切な中国人にまた、お会いしました。
あっ、さっきはどうもありがとう。
あれ何だか分る？
さぁ、アトリウムとあったけど・・・？
あれは、子供の勉強部屋の名残。今は、基礎部分しか残ってないけどネ。
これから、どこ行くの？
マカオタワーです。
それなら、ここからバスは出てないから、タクシーだね。
彼は、地元のガイドのようでした。
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