銀製品・アクセサリー

タイ北部名産の銀製品・アクセサリーは独特の伝統の紋様
に彩られ、山岳少数民族の作るものも数多い。

「北方のバラ」と呼ばれた美しい古都、チェンマイ。かつてラーンナー・タイ王国の首都として栄え、現在もタイ北部最大の都市であり、伝統の芸術や工芸を生かした手工芸品を今に伝えています。宝飾品はタイの主要産業の１つであり、高品質・高い加工技術は海外でも定評があります。なかでも銀製品・アクセサリーが有名で、山岳少数民族が作り出す独特の紋様は猫、象、鳥、蝶などの動物や太陽、月といった自然界を素朴でかわいらしく表現したものも多く、私たちを魅了します。
紀元前６世紀頃、中国揚子江南部から現在のタイ北部に移動、定住し始めたと
いわれているタイ族祖先たちの穏やかな気候と肥沃な大地に囲まれた、いにしえの生活が偲ばれます。