※以下の情報は、私の渡航時のものです。実際に行かれる時は再度御確認下さい。2009/8/12〜8/16
人民広場は1950年くらいまで競馬場だったそうです。宿泊した金門大酒店のロビーには、当時の写真が飾られていました。そばにある上海美術館（写真右）は、最初1933年に競馬場のクラブハウスとして建てられたもので、今回、ダリ展をやっていました。
上海城市規かく展示館（入場料：30元）では、来年の上海万博や2020年までの都市計画を再現した巨大な模型がありました。ここで、あっと
思いがけず、馬踏飛燕を見つけました！これもゲットです。５階の窓から、公園越しに金門ホテルがみえます。
道を挟んで、上海博物館があります。こちらは無料なせいかすごい行列でしたので、諦めました。別の機会に、また来ましょう。最初、間違えて裏口に行ってしまって、写真を撮ってと声をかけられたカップルに私も撮って貰いました。年の頃は、20代前半、少林寺拳法をやっているという彼は、ここは裏口だから入れないと教えてくれたのはいいのですが、メモをとり出し漢字や数字でひととおり雑談後、中国のお茶の話になって、その歴史は3000年あるのだといいます。今日のスケジュールは？地図を見せてこことここに行くのだというと、すぐ近くで20〜30分で済むから一緒に行きませんかという・・・。私は悪い予感がして、その場を離れました。彼等には悪かったけど、行くとまた何か買わされたりするのでは・・・と感じたからです。表口で、ベンチに腰掛けて地図を見ていたら、今度はひとりで写真を撮ってと言い寄る男性がきました。撮ってあげて、私は早々に立ち去ります。豫園や大手デパートの入り口付近でも、ローレックスのコピーを買わないかと随分声を掛けられました。男も女の人もいます。皆同じパンフを持っていましたから、組織的なグループが動いているのを感じました。
博物館の更に向う側に新天地があります。北と南の２ブロックに別れていますが、それほど広くはない。北里にはあの超有名な上海灘があります。帰りに向かいにあるパウラナーというお店で、生演奏を聞きながらドイツ黒ビールとスモークサーモンを美味しく戴きました。パン（バター、ツナペースト他）が付いてきます。黒人女性２人のボーカルは、正統派の伸びのある声とハモリで、♪ベティディビスの瞳、コパカバーナ、シーラブズユー・・・♪ビートルズナンバーまで飛び出して、気持ちよかったですね。雨田小芸 他かわいい雑貨店あり。
外灘（わいたん：英語ではバンド）遊歩道は工事中で、散歩は出来ませんでしたが、租界時代に建てられた銀行や海関は今はショップやギャラリー、ホテルに生まれ変わり、夜はライトアップされて綺麗でした。
♪星が見事な夜です
風はどこへも行きます
はじけた様な気分で
ゆれていればそこが上海
そのままもそ、もそ、も、もそっとおいで
はしからはしのたもと お嬢さん達
友達さそ、さそ、さ、さそっておいで
すずしい顔のおにいさん達
海を越えたら上海
どんな未来も楽しんでおくれ
海の向うは上海
長い汽笛がとぎれないうちに・・・♪
つい、口ずさみながら、宿に戻って来ました。陽水の詩は、よく分らないと云われますが、今私は何かしみじみとしています。
人民広場の交差点には超度派手な照明のショッピング・ビルが、「どうだい、上海を楽しんでいるかい」と私に語りかけているようです。
おわり
トップページにもどる