香港島の南、海岸沿いの高級住宅地が立ち並ぶリゾート。今は亡きテレサ・テンの家もあるが、売りに出されているという・・・
1955年、映画「慕情」の舞台として有名。中国人の父とイギリス人の母を持つ混血の女医（ジェニファー・ジョーンズ）と新聞記者（ウィリアム・ホールデン）が逢引をした病院の裏手の丘はこのあたりか？
「香港、宝石泥棒の宝庫！」と叫んだシーンと、「愛のない人生は悲劇だ！」という言葉は強く印象に残る。
レパルスベイ・ホテル（左）中央にある、ぽっかりと四角の吹き抜けは、建設当初はなかったもの。風水学で、ホテルの裏側の山は龍、前は海。龍が首を伸ばし、この吹き抜けを通って、海の水が飲めるように後で造られたそうだ。
レパルベイから更に南に、バスで5分。スタンレーマッケット（左）がある。
ここには、手前に花文字屋さんが数軒、路地に入ると露天や雑貨、お土産品、バッグ等たくさん並んでいる。しかも安い！
海も綺麗！
観光用寺院には、沢山の神様がいました。お賽銭が井戸に・・・
香港島を望む九龍東側に新世界百貨というデパートがある。ここは元東急デパートで、最近そごうを買収したそうだ。共同経営者には、香港の有名俳優リュウが名を連ねている。更に進むと香港理工大学がある。香港の大学は全部で７校、全て国立。私立はない。入れるのは３人中ひとりで、落ちると経済的に余裕がある家庭は留学するケースが増えてきたそうだ。
日本に比べ、女性の地位が高いといわれる。OLでも、月収が１万H$の人から１００万H$の人がいるというから所得格差が大きいのが、ホンコン。貧富の差がつくのは、資本主義より社会主義の方が大きい。嘘のような本当の話！
車は圧倒的にトヨタ。タクシーは全てクラウンだった。
車で香港島へ渡るには、３本トンネルがあるが、最も東側にあるトンネルが１番安く１０H$（１H$は１４円）だ。他は２５〜３０H$と最近値上げしたので、皆こちらに車が集中して混んでいるのだそうだ。このトンネルは1972年に完成したが、入札で落札したのが、日本のK組。間違えて安く見積もりすぎて、途中で止めたいと根を上げたそうだが、香港の援助を受けてなんとか完成したというエピソードがある。
レパルスベイへ向かう途中、ハッピーバレー競馬場がある。香港人の競馬好きは、ギネスブックに載るほどで、年間約1万H$（14万円）/国民１人あたり使うのだそうだ。日本のジャパン・カップにあたるレースが12月のインビテーション・カップで、お好きな方はその頃一度、足を運ばれるといいのでは・・・。
※以下の情報は、私の渡航時のものです。実際に行かれる時は再度御確認下さい。
